大きなはくちょうのあしもと

趣味の話とか、日常のこととか

2017.06.25 手帳をもらった話

※趣味の話ではなく自分の話です

※いわゆる「メンヘラ」による自分語りです

※読後の苦情は受け付けません

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先日、手帳の申請認定の通知が届きました。

精神障害者保健福祉手帳の2級、とのことでした。

思ったよりも等級が上だったな、というのが第一印象*1

 

判定基準は以下のページの通りです。

精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について(全文)*2

精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準についての一部改訂について*3

 

私は通院し始めて…ちょうど3年位ですか。

2014年の6月に通院を始め、途中勝手に服用をやめたり*4、医者を変えたりしながら、治療を続けてきました。

 最初はうつ病の診断だったのですが、休職中にうっかりSMAPのコンサート*5に行ったことから、

もしかして双極性障害じゃないの? と言われ、今は双極性Ⅱ型障害ということで診断されています。

 

うつ状態のときは、まぁそれなりに酷い感じでしたが、

普段は全然普通にヲタ活したり、ストレスのかかる状態でなければちゃんと仕事にも行けていたし、

友人と遊んだり、ごくごく一般的な生活を送れています。

 

ので、2級取れちゃった、というのは、正直ちょっとショックが大きかったです。

勿論、それが適切な判定なのでしょうし、改訂要項の別添2「障害等級の基本的なとらえ方」を読むと、

確かに2級かも……とか今更ながらに思ったのですけれども*6

 

経過を書こうとするとなんか身バレしそうだったのでやめますが、

あまりよろしくない社会人生活を送ってきました。

社会人生活丸4年で、転職2回、休職・療養期間が合計約8ヶ月。

仕事に行っていても単純作業だけをさせてもらっていた時期が半年以上。

大学の同期と比べて社会人経験が劣っているのではないか。そんな考えが拭えずにいます。今ニートだし。

すべてを病気のせいにして良いものだろうかとも思います。

 

それでも、手帳を申請し、判定を受けて、それを手にして、

そういう自分を認めていかなければいけないのかな、と思いました。

現実を突きつけられたというのかな。

通知が届いたのが実は誕生日で、「私の27歳はこれから始まるのか」とものすごく複雑な気分になりました。

複雑……悲しいというか、切ないというか、自己嫌悪に陥ったり。でも就活の面では少しホッとしたりもして。

自分の意思での申請したというのに、その取扱いが分からないんですよね。

次のカウンセリングで話してこようとは思いますけれど。

 

SMAPが居てくれたらなぁ、と思うのです。

最初にうつ状態を発症したときには、27時間テレビとスマコンを目標にして、

あるいはそれを見たことがエネルギーとなって、

「未来」というものを見続けることができました。

昨年の夏に療養休暇を取ったときは、ちょうど8月事変がありましたが、

彼らも歯を食いしばっているのだろうと思って、自分も生きようと思いました。

今の私は、デレステ関連のことが楽しくて、特撮関係も満喫していて、今年の春には入籍もして、

家族や友人や趣味や、とにかくいろんな人やものに寄りかかっているなと思います。

それでも、やはり個人じゃなくて「SMAP」がほしいなぁ、と感じるのです。

もしSMAPが変わらずにあったなら、今の私を、どう支えてくれたのだろう。

――たらればを語っても仕方がないのだろうけれど。

 

SMAPのいない世界で、この病気とどう向き合っていくのか。

この手帳の交付が、自分の足元、というか立ち方を再考するきっかけになるのかなぁ、と思っています。

 

*1:却下か3級かなぁ、と思っていた。

*2:20170625閲覧。

*3:20170625閲覧。

*4:今はとても真面目に飲んでいます。

*5:2015.1.11のナゴヤドーム

*6:でも区役所へ手帳を取りに行ったときに窓口のお姉さんと話したときにも、向こうは「あれ、意外と軽め?」みたいな反応だった。言われてはないけれど。