【ジオウ夏劇】あるいはレンアイダーの幻視
※本記事は7/26に公開された「仮面ライダージオウ Over Quartzer」のネタバレを含みます。
仮面ライダーGのガワ(変身後)が登場した。
こうして公式の映画に出ることなど、夢にも思わなかった。
活躍はさほど多くはない。
しかし、漫画版クウガや、舞台斬月カチドキと並んで、
怪人と戦い、ビルの窓にGの文字を刻み付けた。
それだけでもう充分だ。
そうであるからこそ権利関係は少々面倒であると聞く*3。
それでも、「平成時代における仮面ライダー」の、
そのコンテンツの広がりの一部として認められたようで、
SMAPのファンとしても、そしてにわかニチアサファンとしても
非常に胸に込み上げるものがあった。
Gを出してくれて、ありがとうございました。
話を聞き付けたSMAPファンの方が見に行くと言っているのをチラホラ見る。
決して過度な期待はしないでほしい。
登場時間は多分「分」どころか「秒」だし、生身が出るわけでもない。
テレビ放送の「仮面ライダージオウ」を見ていないと
正直何が何だか分からないところあると思う*4。
ただ、映画全編を見て、その「祝祭」気分を感じ、
「仮面ライダーって面白いんだな」と思っていただければ幸い。
ちょうど9/1から新しい仮面ライダーも始まるので、
これを機会に「ニチアサ」というコンテンツに触れてみてほしい。
きっと、世界が広がるはずだから。